千葉ご出身・在住のアーティストは多くおり、県内を中心に、全国さらには海外でも作品を発表しています。こうして活躍している千葉ゆかりの作家の皆様の新鮮で多様な表現を、稲毛から発信する展覧会です。
　日常の中の小さくも大切な感情に耳を傾け、細密でありながら力強い銅版画作品を制作する木内あかりさん、今にも動き出しそうな躍動感あふれる動物や虫たちを、豊かな表現力によって表現する彫刻家のヨシミツさん、主体的な女性の美や、異なる性自認の人々、ドラァグクイーンなど、社会の中で様々な状況を生きる人々を鮮やかな色彩感覚で表現する画家の林美蘭さん。
３名の新進の表現にご期待ください。

■木内あかり
一貫して「人間」をテーマに、主に銅版画の制作を行っています。

■ヨシミツ
CLAY BY YESMAN
粘土が特に好きで人がつくれない「形」「表現」「物語」を日々考え、常に新しい材料を作品に入れて制作しています。
学校での出前授業では粘土以外の授業も行い子供達に物を作り表現することの楽しさを感じてもらえるように行なっています。
粘土の塊を「手で触れ」「手で考え」「手で感じ」命を吹きこみ作品となる時が一番の感動です。自然界の生き物、想像の生き物が好きでこれからも色々な物語を造っていきたい。

■林美蘭
八千代市在住。油彩作家。 鮮やかな色彩と油彩らしい艶のある画面を特徴としている。近年は「女性という美について」というテーマで「描かれる女性」から「描く女性」へ主体的な視点の模索を作品化している。主体的な女性の美や、それぞれの性自認にあらわされる美、ドラァグクイーンを描き発表してきた。また、「日常にアートを」をモットーに環境の整ったギャラリーではなく、 日常生活に近い空間で展示することに挑戦している。アートチームSocial Art Cerators のリーダーアーチスト。ARTxCAFE珈琲の香るやちよまちなかアートラリー2018~企画運営。2007年に初の個展を銀座Oギャラリーにて開催以来国内、国外で展示多数。