平安・鎌倉時代の装束体験@千葉市立郷土博物館<1/18(土)>
昔の日本の衣装(すべて複製)の解説を聞き、実際に着用する体験です。
今回は平安・鎌倉時代の衣装の回です。
千葉常胤ら鎌倉武士が着ていた大鎧や、貴族の女性の衣装などを着用できます。
《着用例》
【女性用装束】
・緋袴(ひばかま)に袿(うちき)
袿は肌着である単(ひとえ)と表着(うわぎ)の間に着ていた衣の総称です。
平安末期以前はこの袿を重ねる数によって寒暖を調節しました。
この袿を多く重ねて着たのが十二単(じゅうにひとえ)です。
・白拍子(しらびょうし)水干
白拍子とは平安時代末期から鎌倉時代にかけて流行した、今様などを歌い舞う芸能を仕事とした女性のことです。
水干を着て立烏帽子を身に着け、太刀をはくなど男装をするのが特徴でした。
【男性用装束】
・大鎧
馬上で弓矢を使って戦う武士が着ていた鎧です。
馬に乗ったときに太ももや腕をすっぽりと隠すための大きな草摺(くさずり)や大袖が特徴です。
歩兵による集団戦が一般的になると、次第に実戦では使われなくなっていきました。
※大鎧は大人用と子供用がございます。どちらを着付けるかは、着用スタッフが判断いたします。ご了承ください。
・直垂(ひたたれ)
もともと庶民の平服でしたが、動きやすく実用性があったため武士が日常的に着るようになりました。
やがて、特別な時だけに着る儀礼用の衣装になりました。
※着用体験は事前申込制です(インターネットまたは往復はがきにて)
※内容が変更になることがあります。
★『ちょっと昔のあそび体験』も 毎月第4土曜日(都合により変わることがあります)に開催されます。当日受付、出入り自由ですので、ぜひご参加ください。
開催日 | 2020年1月18日(土)13:30~15:00 ※毎月第3土曜 (年2回お休み) |
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開催場所 | 千葉市立郷土博物館、1階講座室 |
住所 | 千葉市中央区亥鼻1-6-1 |
交通 | ・JR・京成電鉄・千葉モノレール「千葉駅」東口よりバス、7番のりば「千葉大学病院」行き、または「南矢作」行で「郷土博物館・千葉県文化会館」下車、徒歩3分 ・千葉モノレール「県庁前駅」より徒歩13分 ・JR「本千葉駅」より徒歩15分 |
料金 | 体験無料 |
定員 | 15名(定員を超えた場合抽選) |
対象 | 県内在住、在勤、在学の方で身長135cm以上の方 |
主催者 | 千葉市立郷土博物館 |
お問合せ | TEL:043-222-8231、FAX:043-225-7106 ※毎週月曜日(月曜が祝・休日の場合は翌日) |
申込方法 | 1.往復ハガキ 往信に、住所・氏名・性別・年齢・電話番号・着用を希望する衣装(当日決める場合はその旨を記入)・「1月18日着用体験希望」を記入。<1月10日(金)必着> 返信には案内を印刷しますので、宛先のみ記入してください。 <送付先> 〒260-0856 千葉市中央区亥鼻1-6-1 千葉市立郷土博物館着用体験担当 2.電子申請 郷土博物館のウェブサイトから(2020年1月10日(金)23時59分まで受付) ※数人で申し込む場合は、1枚の往復ハガキまたは電子申請の通信欄に体験を希望される方全員のお名前、性別、年齢、着用を希望する衣装を記入してください。 |
URL | https://bit.ly/35ZRTul |
備考 | ・装束は、季節などによりご用意できない場合もあります。 ・着用は原則としてお一人様一種類となります。 ・大鎧は着用に時間がかかるため、希望に添えない場合があります。 ・装束は身長約135センチメートル以上の方を対象としたサイズとなっています。参加される方の体格によって衣装の一部を省略することがございます。 ・着用する衣装も展示している資料と同じく当館の収蔵品です。資料保護のため、参加される前は必ず手を洗ってください。また、過度な化粧、整髪料、香水は控えてください。ご参加をお断りする場合がございます。 ・体験学習という趣旨から外れてしまいますので、小道具等の持ち込みはご遠慮ください。 |