ノスタルジックポストカード@千葉県立中央博物館<3/23(火曜)~5/30(日曜)>
※会期が変更となりました。
2021年3月23日(火曜)~5月30日(日曜)
日本で絵はがきの使用が認められたのは明治33(1900)年。
個人でカメラを持つことが贅沢であった時代には、絵はがきは身の回りの出来事を写真付きで伝える現在のSNSに相当する情報交換メディアとしての役割を担っていました。
この展示では、近年当館が寄贈を受けた故・菱田忠義氏の膨大な絵はがきコレクションを中心に、まず、絵はがきの歴史やその役割について「記念」という切り口で紹介します。次に、絵はがきに記録された懐かしい風景が、その後どのように変化して来たか、様々な時代の絵はがきや現在の写真などを通じて紹介します。
◆第1部 絵はがきで切り取られた「記念」
第1部では、絵はがきの歴史やその役割について「記念」という切り口で紹介します。
絵はがきは、国家行事や学校の創立記念など様々なできごとの「記念」として発行されました。また、大地震や台風など災害の記憶を後世に伝えるための「記録」としても多くの絵はがきが発行されました。
今ではあまり見かけなくなりましたが、かつては多くの観光地で多種多様な絵はがきが販売されていました。そして、観光記念として絵はがきを買い求めた方々の使用方法も単なる観光記念にとどまらず様々だったようです。
◆第2部 絵はがきの撮影地を訪ねる
第2部では、県内各地の観光地のうち、菱田コレクションの絵はがきが数多く残されている県内の観光地として、銚子地域、成田山、南房総の3箇所に分け、各時代の絵はがきや現在の写真を比較し、その変遷を探ります。
また、全国の観光地の代表格として、別府の地獄(温泉)めぐりの変遷についても紹介します。
●銚子磯めぐり
海鹿島海岸 海岸浴場大プール(銚子市海鹿島町)
●成田山参詣
成田山釈迦堂(成田市成田)
●南房総周遊
那古寺(那古観音)(館山市那古)
●別府地獄めぐり
鶴見園地(鶴見地獄)(大分県別府市南立石)
開催日 | 2021年3月23日(火曜)~5月30日(日曜) 10:00~16:30(入館は16:00まで)※毎週月曜日休館(祝日の場合翌平日)臨時休館日5月11日(火曜) |
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開催場所 | 千葉県立中央博物館 第2企画展示室 |
住所 | 千葉市中央区青葉町955-2(青葉の森公園内) |
交通 | 【JR千葉駅、京成千葉駅から】 JR千葉駅東口の7番乗り場から京成バス「大学病院」「大学病院・南矢作」行きのいずれかに乗り「中央博物館」で下車(所要時間約15分)徒歩約7分。 |
料金 | 大人300円 高校・大学生150円 中学生以下・65歳以上は無料 |
主催者 | 千葉県立中央博物館 |
お問合せ | TEL:043-265-3111 FAX:043-266-2481 |
URL | http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1585630252130/index.html |
備考 | ※ 成田山釈迦堂 (成田市成田)1918~32年 安政5(1858)年に建立した国指定の重要文化財。大本堂の建築に伴って昭和39年に移築された前本堂で、本堂時代の絵はがきが数多く存在する。はがきで右に建っているのは三重塔。 |