山下麻衣+小林直人-もし太陽に名前がなかったら-@千葉県立美術館<2023/1/25(水曜)~3/21(火曜・祝日)>
山下麻衣+小林直人(やましたまい+こばやしなおと)は映像作品や、インスタレーションと呼ばれる展示空間全体を作品とする創作活動によって、国内外の芸術祭や展覧会で活躍する千葉県出身のアート・ユニットである。
瀬戸内の夕陽と美しい風景を背にして自転車を走らせ、車輪に取り付けたLEDライトの残像効果で「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という言葉を浮かび上がらせる映像作品《世界はどうしてこんなに美しいんだ》(令和元[2019]年)。千葉県飯岡海岸で集めた砂鉄から1本のスプーンを鋳造するまでを記録した映像と併せて、そのスプーンを砂山の上に展示する《A Spoon Made From The Land》(平成21[2009]年)。富山県生地海岸の堤防に巨大な「m」型の看板を設置し、蜃気楼を介して「∞」のイメージが浮かび上がる様子をリアルタイムで映し出すプロジェクト、《infinity~mirage》(令和3[2021]年)。山下+小林は自身の行為や自然現象を媒介とした作品を通して、人、自然、社会相互の関係性や価値観についての問いを投げかける。
「常に分からない恐怖とワクワクする自由を前提に」生み出されるこうした作品は、不確かで混沌とした日々を生き抜く手掛かりを、私たちにそっと差し出してくれる。
本展では山下+小林の過去作から最新作まで約57点の作品に、特別に制作を委託した新作を加え、彼らの過去・現在・未来への展望を概観する。
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山下麻衣+小林直人-もし太陽に名前がなかったら-
① 山下麻衣+小林直人《世界はどうしてこんなに美しいんだ》2019
<関連事業>
アーティストトークを1回実施予定
※詳しくは、下記URLのホームページをご覧ください。
開催日 | 2023年1月25日(水曜)~3月21日(火曜・祝日) 9:00〜16:30 ※休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、2月28日(火曜) |
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開催場所 | 千葉県立美術館 第8展示室・第3展示室 |
住所 | 千葉市中央区中央港1‐10‐1 |
交通 | JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと」駅より徒歩約10分 |
料金 | 一般300円 高大生150円 (中学生以下、65歳以上は無料) |
主催者 | 千葉県立美術館 |
お問合せ | 千葉県立美術館 Tel:043-242-8311 Fax:043-241-7880 |
URL | http://www2.chiba-muse.or.jp/ART/ |
備考 | <ご来館にあたってのお願い> 千葉県立美術館では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、総合受付で非接触式電子温度計による検温及び手指のアルコール消毒のご協力をお願いしております。 検温の結果、37.5℃以上の発熱がある場合は、入館をご遠慮いただきますので、あらかじめご了承ください。また、ご来館にあたっては、「新型コロナウイルス感染拡大防止へのご協力のお願い」をお読みください。 |