イベント情報

第2期コレクション展@千葉県立美術館<5/29(土曜)~7/4(日曜)>

【第2期コレクション展】

●香取秀真 -近代金工と古典- (第3展示室)

<概要>
 香取秀真は千葉県印旛郡船穂村(現在の印西市船尾)に生まれた金工家です。東京美術学校鋳金科で学び、卒業後は、古典的で格調高い作品が評価され、パリ大博覧会の銀賞牌など数々の賞を受賞しました。工芸家の地位向上に尽力し、昭和2(1927) 年の帝展工芸部門開設にも貢献したほか、金工史を体系的に研究し、『金工史談』など多くの著作を残したことでも知られます。その功績から、鋳金家として初めて文化勲章を受章しました。

 本展では、香炉、茶の湯釜、花瓶などの代表的作品約20点に加え、晩年に手掛けた長野県松本市の寺の梵鐘に焦点を当てて、資料及び写真を紹介します。

●作家たちの青春と外国 -若き作家たちが外国で得たもの- (第1・2展示室)

<概要>
 日本の明治から昭和の時代にかけて、欧米では様々な美術運動が起こりましたが、その渦中に身を投じ、自己の研鑽に生かしたいとの思いから、多くの日本人作家がそれぞれ目的とする国へ旅立ちました。

 この展覧会では、外国で一時期を過ごした作家たちが、外国でどう過ごし、何を学び、帰国後、それをどう生かしたのかを、日本画、洋画、版画、彫刻の各分野の作品により紹介します。

 なお、日本から外国へ旅立った作家たちに関連し、彼らを現地で指導した作家と、外国から日本に憧れて来日した作家たちの作品も併せて紹介します。

●名品2 ―技法の趣2― (第8展示室)


<概要>
 千葉県立美術館では、千葉県ゆかりの作品を中心に、約2,800点の作品を収蔵しています。

 本展では、コレクションの主軸であり、佐倉藩出身で近代洋画の先駆者である浅井忠の作品をはじめ、浅井に関連するミレーなどバルビゾン派の絵画を紹介するほか、日本画、工芸など収蔵作品のうち鑑賞の要望が高い作品を展示するとともに、日本画、洋画、彫刻、工芸の分野ごとに、多様な技法の作品を展示し、当館の充実したコレクションをご紹介します。

<主な展示作品>
・ミレー《垣根に沿って草を食む羊》1860年頃
・浅井忠《藁屋根》明治20(1887)年頃(千葉県有形指定文化財)
・高村光太郎《手》大正7(1918)年
・石井林響《白閑鳥》大正13(1924)〜大正14(1925)年

※詳しくは下記URLのホームページをご覧ください。

開催日 2021年5月29日(土曜)~7月4日(日曜) 9:00〜16:30 
開催場所 千葉県立美術館・第1・2・3・8展示室
住所 千葉市中央区中央港1‐10‐1
交通 JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと」駅より徒歩約10分
料金 〈コレクション展共通〉一般300円/高・大150円  65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方及び介護者1名は無料  *20名以上は団体料金(それぞれ2割引)
主催者 千葉県立美術館
お問合せ Tel:043-242-8311  Fax:043-241-7880
URL http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1523866842940/index.html
備考 ※2021年5月21日現在の情報です。事情により変更する場合があります。
休館日:月曜日(ただし、月曜日が祝日・振替休日に当たるときは開館し、翌日休館)
臨時休館日: 2021年5月25日〜28日

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