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【2026年2月版】千葉Cityベイエリアからダイヤモンド富士を見てみよう
富士山頂にちょうど落日が重なる神秘の現象「ダイヤモンド富士」。人工海浜の長さが日本一の千葉市では、毎日少しずつ移動すれば、このダイヤモンド富士を「海越しの富士山」として、 約10日間観賞するチャンスがあります。 千葉Cityベイエリアでとっておきのひとときを。
ダイヤモンド富士とは?
富士山頂に太陽が重なる!自然が起こす神秘の絶景!
太陽が富士山頂付近から昇る又は沈む瞬間に、太陽の光がまるでダイヤモンドのような輝きをみせる自然の光景を『ダイヤモンド富士』といいます。
富士山を東または西に見ることができる限られた地域と時期に、太陽と山頂が重なるわずかな時間に見られる、まさに”自然の芸術”です!
2月は千葉市でみよう! ダイヤモンド富士!
令和8年2月の観賞のチャンスは18日(水)〜27日(金)までの10日間!
観賞時間やポイントをチェックして、ダイヤモンド富士観賞に出掛けよう!
詳しい日程は、下記スポットの情報をご覧ください。
千葉市観光協会のSNSでも関連情報をアップします!
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太陽が山頂に沈む日
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太陽が山の斜面を転がる日
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山の左側に太陽が落ちる日
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美浜大橋
(中央付近)
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2月20日(金) 17:16頃
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2月21日(土) 17:16頃
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2月22日(日) 17:17頃
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いなげの浜
(ビーチセンター前)
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2月22日(日) 17:18頃
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2月23日(月・祝) 17:19頃 天皇誕生日 / 富士山の日
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2月24日(火) 17:19頃
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アクアリンクちば
(1階レストラン前)
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2月23日(月・祝) 17:19頃 天皇誕生日 / 富士山の日
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2月24日(火) 17:19頃
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2月25日(水) 17:21頃
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観賞キャンペーン!
合言葉で千葉らぁ麺マンステッカーをGET!
千葉らぁ麺(あっさり・こってり・つけ麺・千葉味噌)をご購入のうえ、合言葉「ダイヤモンド富士」を伝えると、オリジナル千葉らぁ麺マンステッカーをプレゼント!
※無くなり次第終了となります。ご了承ください。
富士山と千葉市の深い関係
富士山と千葉市の距離は、直線距離にして約130km。
「だいぶ遠いのに、なぜ千葉市と関係があるの?」とお思いのあなた!
千葉市でも、富士山を見るだけじゃなく「体験」できちゃうんです。
海越しの富士山ならイ「チバ」ン
海岸線から眺める富士山は「海越しの富士山」。
海越しの富士山が臨めるところは、さほど多くないことにお気づきでしょうか?
千葉市内に広がる長い海岸線は、富士山と海を眺めるには絶好のスポット。東京からなら、もっとも近い場所のひとつです。
美しきものは遠くからでも美しいものです♪
距離感だって適度に付かず離れず。ほら、恋人や夫婦だって、ずっとべったりじゃ疲れちゃう。このくらいの距離感がいいんです。
富士山パワーをもらうならココ! 「稲毛浅間神社」
稲毛浅間神社は、1200年の歴史を誇る古社。霊峰富士山を仰ぎ祀ることから始まった稲毛浅間神社の社殿は、海を隔てて富士山に向かって建てられています。
また、参道も富士登山道にならい、三方に設けられています。
富士山と遠い海の記憶「登戸浦」
葛飾北斎が富嶽三十六景で描いた「登戸浦」。往時の中央区登戸の様子を富士山とともに見事に描いています。
登戸浦は、江戸湾のかつての湊。江戸築地に荷揚場を持ち、年貢米や海産物を房総から江戸に輸送する拠点のひとつでした。
描かれている鳥居の場所には、現在も登渡神社という神社が建っています。
運が良ければ『二重富士』も!
気象条件により、富士山と見ている場所との間にある空気の層がスクリーンとなり、そこに富士山の影が映り、富士形の影が実像の山の輪郭を囲むように現れ、二重の姿に見える珍しい現象。
運が良ければ、千葉市ではダイヤモンド富士観賞後の短い時間などに見られるチャンスがありますので、こちらもお楽しみに!
富士山頂と蓮
※写真は検見川の浜付近から。場所により見え方は少し変わります。
▲ 千葉公園の蓮華亭と市の花オオガハス
日本一の高さを誇る富士山。
山頂部には深い火口があり、その周りを近い標高の八つの峰がぐるりと囲んでいます。
この景観は、昔、お釈迦様が座る花弁が八枚の蓮華(八葉蓮華〈はちようれんげ〉)に見立てられ、登った人々が火口を眺めながら峰々を周る「お鉢巡り」は、この八葉(お八)に由来したとの説があります。
ところで、八葉の中で最も高い剣ヶ峰(けんがみね 標高3776m)は、千葉市の海辺から果たして見えるのでしょうか?
剣ヶ峰は火口の西側にそびえており、位置的に火口東側の峰々の奧になり見えづらいのですが、幸い峰々の間から、その名にふさわしい姿をわずかに望むことができます。
左寄りの山頂に太陽が沈む時には、「最高点ダイヤモンド富士」となります。
ちなみに、富士山は芙蓉峯(ふようほう)とも呼ばれ、かつて芙蓉とは蓮の花を指していました。
千葉市の花は、市内検見川の地で見つかり、2000年以上の眠りから目覚めたオオガハス。
古代蓮発見の地から芙蓉峯を眺め、富士山頂と蓮に秘められた物語に触れてみてはいかがでしょうか。
北斎も見た!? 200年前のダイヤモンド富士
▲ 図①:鏡臺不二
▲ 図②:伊勢二見浦の版画
人々を魅了するダイヤモンド富士。
千葉市の海辺にも、神秘的な瞬間を期待して多くの人々が訪れます。
いつ頃からこの光景が知られるようになったのか定かではありませんが、少なくとも今から200年ほど前の江戸時代には、これを描いた版画が残されています。
1つは、1834(天保5)年に刊行された『富嶽百景』初編の「鏡臺不二」です(図①)。
葛飾北斎が描いたもので、富士の山頂にかかる太陽を円形の鏡に、山体はその鏡を支える台に見立てたユニークな作品です。
北斎がいつ頃どこで目撃したのかわかりませんが、海越しの雪をまとった富士山を描いたとすれば、この様に見える場所は、東京湾か相模湾に面した限られた地域になります(※1)。
千葉市も北斎ゆかりの地の一つですので、もしかしたら近い場所かもしれません。
次は、1854(嘉永7)年に森玄黄斉(もりげんこうさい)(※2)が描いたと記された、三重県伊勢市の二見浦(ふたみがうら)に伝わる版画(図②)で、朝日が富士山の左裾に沿って山頂へ昇る直前の光景が描かれています。
二見興玉(ふたみおきたま)神社の境内地に当たるこの場所では、運が良ければ、夏至前後の日の出時に遠望(※3)のダイヤモンド富士が見られます。しめ縄で結ばれた夫婦岩の間に昇るダイヤモンド富士が収まる絶景を求め、毎年全国から多くの人々が訪れるそうです。
昔から各地で親しまれてきたダイヤモンド富士、いつまでも愛され続けてほしいですね。
(※1)条件にもよりますが、実際のダイヤモンド富士では太陽が明るいため、富士山は黒いシルエットになり、山肌の雪模様はほとんど見えません。
(※2)森玄黄斉は、現在の埼玉県秩父市出身で、彫刻、書画などに優れた人物でした。
(※3)富士山との距離は、千葉市の海辺は約130kmですが、伊勢市二見浦は約200kmもあります。
海辺から山々のパノラマを楽しもう!
澄んだ青空が広がると、千葉市の海辺では、富士山とともに遥かな山々のパノラマが広がります。
見えている山を地図情報などを頼りに名前を特定することを、山座同定(さんざどうてい)といいます。
寒さ厳しい時期ではありますが、好展望に恵まれる日も多いので、双眼鏡や地図を手に、海越しの山座同定を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※以下の写真は、冬晴れの朝にいなげの浜から撮影したもので、見る場所や季節、時刻などが変わると、見える山や見え方は変わります。
写真①:海越しの南アルプス連峰(西向き)
冬晴れの朝などは、富士山の右手遥かに、標高第2位の「北岳」、第3位の「間ノ岳」などの高峰が白銀に連なる姿が望めます。
写真②:秩父方面の山々(西北西向き)
東京スカイツリーとサンシャイン60の間に、秩父のシンボル「武甲(ぶこう)山」と、その奥に日本百名山の一つ「両神(りょうかみ)山」が眺められます。サンシャイン60の展望台は、毎年1月と11月にダイヤモンド富士で賑わいます。
写真③:上信国境方面の山々(北西向き)
運が良ければ、「浅間山」の山頂からたなびく噴煙が確認できるかもしれません。
写真④:伊豆・三浦半島方面の山々(南西向き)
冷え込んだ日は、蜃気楼(浮島現象)により、海面から浮き上って見える姿が神秘的です。

